築45年の実家がスッキリ! 片付け下手な親でもできた断捨離術とは?

こんにちは、ちぃです。
実家の断捨離って、本当に大変ですよね。

・物が多すぎる

・親が中々捨ててくれない

・どこから手をつけていいかわからない

そんな悩みを抱えて、気が重くなってしまう方も多いと思います。私もその一人でした。

今回、築45年の実家マンションを片付けながら気づいたことがあります。

片付けが苦手な親でも実践できた「断捨離術」を、私の体験を交えてお伝えしたいと思います!

実家の断捨離が、「気が重い・・」から「気が楽になって、人生軽くなった!」に変わるように。
一緒に取り組んでいきましょう♪

この記事でわかること

 ・実家の断捨離、何から始めればいい?

 ・断捨離における両親との関わり方

 ・断捨離で得られた、心の変化とは?

断捨離しようと思ったきっかけ

私の実家は、昔からとにかく「物が多い家」でした。

両親どちらも片付けが苦手で、気がつけば家中にモノがあふれ、机の上も床も埋もれがち・・。

実は、1度目の断捨離は長女を出産した時。里帰り中に一緒に片付けたのですが、残念ながらすぐに元通りに。

久しぶりに実家に行くと、子供を連れていくのもためらうような状態に戻っていました。

さらに近年、両親ともに入院・手術を経験。

幸い経過は良好だったものの、今では2人とも足腰が弱り、不自由な生活を送っています。

「今のうちに、少しでも暮らしやすい空間にしてあげたい」

「家の中で安心して穏やかな時間を過ごしてほしい」

そんな思いから、今回実家の断捨離に取り組むことを決意しました。

【断捨離前がこちら】

机の上には、紙類や薬が散乱。鏡台の上にはなせか家電。タンスに突っ張り棒をわたして洗濯物・・。「もう、どこから手をつければ!?」状態。
でも「諦めなければ少しずつでも変わる」、そう信じてスタートしました!

断捨離してよかったこと

両親は、現在家の中でも杖をついて歩いたり、介護スタッフの方と一緒に移動したりと、普通の人よりも広い動線が必要です。

断捨離によって物が減り、空間ができたことで、足腰の悪い両親でも安心して家の中を動けるようになりました。

以前は物につまずく危険も多かったのですが、それがぐっと減ったのも大きな変化です。

さらに、片付いたことで「心まで軽くなった気がする」と両親が話してくれたのが印象的でした。

そして、長らく物置となっていた私の部屋には、子供たちが安心して遊べるスペースが誕生!

親世代・子供世代・孫世代が一緒に過ごせる空間が生まれて本当によかったです。

実家の断捨離 4つのコツ

生活の癖を知る

家には、その人の暮らしぶりが現れます。

たとえば・・

・冷蔵庫に賞味期限の切れの調味料

・同じ商品が家に何個もある

・開封すらしていない日用品が山積み

・「いつか使うかも」でため込んだ紙袋や試供品

・段ボールは箱のまま部屋の隅に

・古びたタオルを何年も使い続けている

恥ずかしながら全部当てはまっていました。

モノに押しつぶされそうな家の中で、心にも余裕がなくなっていたように思います。

だからこそ、「両親の暮らしの癖を知る」ことが断捨離の第一歩でした。

話し合ってから始める

実家の片付けとなると、つい色々と口を出したくなりますが、そこはぐっと我慢。

あくまで「親の家」であることを尊重すること。

断捨離を始める前に、今の生活で困っていること、どんな空間で過ごしたいかを話し合いました。

幸い、両親はあまり物にこだわりはなく「足腰が弱ってきた今、断捨離して暮らしやすくなるなら嬉しい」と前向きに協力してくれました。

優先順位をつける

実家の物量は、本当に想像以上です。

1つ1つ「捨てる・残す」の判断をするのは、体力的にも精神的にも負担が大きいもの。

なので今回は、

・一気にやろうとせず気長に取り組む

・リビングなど、滞在時間が長い場所から始める

・両親ができることは、できるだけ任せる

というように、無理のないペースで進めることを心がけました。

続けられる「仕組み」を作る

片付けて終わりではなく、「リバウンドしない仕組みづくり」も大切。

両親は「棚や収納があると、とりあえず何か置く」という癖があったので、不要な収納家具は思い切って処分しました。

さらに、

・食材は「使い切る」ことを意識

・新しいものを買ったら、古いものを1つ手放す

・「この袋に入るだけ」と量を決める

など、シンプルルールにして、物が自然と循環する暮らしを目指しました。

古びたタオルは処分し、記念に孫の写真つきの新しいタオルをプレゼント!とても喜んでくれました!

まとめ

断捨離は、親孝行のかたちの一つ。

小さな子供がいると、中々思うように実家に行けず、ずっと迷っていました。

でも今は、「思い切ってやってよかった!」という気持ちでいっぱいです。夫の協力に感謝です。

物が減って動きやすくなったことも嬉しいですが、一番実感したのは「家の空間が整うと、心にも余裕ができる」ということ。

特に母が「ずっとモヤモヤしていたけど、家が綺麗になるって、本当に気持ちいいね!」と笑ってくれたことが、何より嬉しい瞬間でした。

子供たちも安心して遊べる空間ができたので、これからはもっと気軽に実家に足を運び、両親と孫の時間を楽しんでほしいと思います。

ほんの少しでも、親孝行になったかな~と思えた今回の断捨離。
これからもゆるやかに続けていこうと思います♪

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