1歳&3歳を連れてお葬式へ|子連れの服装・持ち物・心構えをまとめました

こんにちは、ちぃです。

先日、1歳と3歳の子どもを連れて、親族のお葬式に参列しました。

子どもが生まれてから初めてのお葬式。「小さい子を連れて行っても大丈夫なのかな」「途中で泣いたらどうしよう」「正しい服装って何だろう?」と、正直不安でいっぱいでした。

でも、いざ行ってみると、周りの方々の温かい声かけや心遣いに助けられ、子連れでも無理せず過ごすことができ、家族にとっても大切な時間となりました。

ドキドキしながらの参列だったけれど、“行ってよかった”と思える時間になりました。

同じように「小さな子どもと一緒にお葬式に行くことになった」という方の、少しでも心が軽くなるような体験談になれば嬉しいです。

子連れでお葬式…迷った気持ちと決め手

お葬式に小さな子どもを連れて行っていいのか——まず最初に大きく悩んだのが、この「そもそも行くべきかどうか」でした。

1歳と3歳の子どもたちは、静かにするのも難しいし、長時間じっとしているのも苦手。

「泣いてしまったらどうしよう」「周りに迷惑になるかも…」と心配になり、家族や親戚に事前に相談しました。

「大丈夫だよ」「顔だけでも見せてくれたらうれしいよ」と言ってもらえて、気持ちが楽に。

子どもがいるからこそ、「途中で退出してもいい」「できる範囲でいい」と柔軟に考えることができました。

また、3歳の娘には「ありがとうを言う日だよ」「みんな静かにする場所だよ」と、当日の流れをやさしい言葉で伝えておきました。

事前に簡単な説明をしておくだけでも、子どもなりに雰囲気を感じて、少し落ち着いた気持ちで臨めたように思います。

お葬式準備|子どもと親の服装はどうする?

子どもの服装のポイント

「正装って必要?」「どこまできちんとしていればいいの?」と悩んだ子どもの服装。

結論から言うと、特別なフォーマルウェアがなくても、落ち着いた色味で揃えれば十分でした。

  • 色は「黒・ネイビー・グレー」の地味な色合い
  • キャラクターや派手な柄は避ける
  • 靴は色味の落ち着いたシンプルなもの

3歳の娘にはネイビーのワンピース、1歳の娘には黒いワンピースを着せました。

どちらもメルカリで手頃に購入した中古品。シンプルで着心地が良く、特別な日でも無理なく着せられるものを選びました。

「これで大丈夫かな?」と不安でしたが、親族から『かわいいね』と言ってもらえてほっとしました。

ママの服装|パンツスーツで快適

これまで喪服といえば、ワンピース型を着るのが定番。でも、1歳の子を抱っこしながら、3歳の子を追いかけることも。動きやすさは必須です。

そこで、今回は黒のパンツスーツにチャレンジ

結果、これが本当に良かった!

しゃがんだり、抱っこしたり…そんな忙しい状況でも、スムーズに対応できました。

授乳中だったこともあり、ブラウス+ストレッチのきいたパンツで、心にも身体にも余裕が。

動きやすさときちんと感を両立できるパンツスタイルは、子育て中のママにとってとても心強い選択肢だと思いました。

お葬式当日|持ち物と過ごし方の工夫

持ち物リスト

  • シールブックや仕掛け絵本(音が鳴らないもの)
  • 小分けのお菓子(ボーロ、ジュレなど)
  • 飲み物(ストロー付きが便利)
  • オムツ・おしりふき
  • 着替え一式(万が一に備えて)
  • ベビーカー&抱っこひも

お葬式が始まる前に、1歳の娘には授乳を済ませてお昼寝のタイミングに合わせました。

3歳の娘には「今日はありがとうを言う日だよ」「静かに過ごそうね」と事前に伝え、シールブックやお菓子を渡しておきました。

席は、できるだけ出入口に近い端の席。万が一、ぐずったり泣いたりしてしまっても、すぐに外へ出られる位置にいるだけで、気持ちがだいぶ楽になります。

3歳の娘は、途中じっとしていられない場面もありましたが、周りの方々が「元気でかわいいね」と声をかけてくださったり、小さなおもちゃを用意してくれる方もいて…。

受け入れてもらえている安心感が、私の気持ちをとても軽くしてくれました。

心の準備|「完璧じゃなくていい」と思えたことが救いに

子どもを連れてのお葬式は、やはり普段の外出以上に緊張します。

実際に参加してみて強く感じたのは、「完璧じゃなくていい」「できる範囲でいい」ということ。

大人でも気を張る場所。小さな子が100%静かにしているのは無理があると割り切って、「迷惑をかけないように最大限の準備をしつつも、無理をしない」スタンスで臨むことが大切でした。

静かにしてほしいときは、抱っこしたり、話しかけたり、お菓子をあげたり…。

普段の育児でやっていることを、少し丁寧にするイメージです。

それから、子どもの体調や機嫌が良いかどうかも、参列を決めるうえで大切なポイント。

無理をしてしまうと、子どもも親もぐったりしてしまうので、「今日は難しそうだな」と思ったら、思い切って欠席するという判断も、決して間違いではないと思います。

まとめ|子どもとお葬式は「できる範囲で、心を込めて」

今回の経験を通して感じたのは、子連れでも大丈夫、無理しすぎなくて大丈夫ということ。

  • 子どもがいるからこそ不安もあるけれど、事前に相談や準備をしておけば安心できる
  • 派手すぎない服装であれば、特別な正装がなくても大丈夫
  • パンツスーツは授乳中&動きやすさを重視したいママにおすすめ
  • 静かにできるアイテム(絵本・お菓子)は音が出にくいものを選
  • 席は出入口に近い端の席で、ぐずったら外へ
  • 子どもの体調を最優先。無理なときは参加しない選択も◎
  • 何より「心を込めて見送ること」が一番大切

これからお葬式に参列する予定のある方、子どもを連れて行こうか悩んでいる方がいたら、

「こんなふうに過ごすこともできるんだ」と少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。慌ただしい中でも、少しでも心が軽くなりますように。

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